2026年 年間標語 「みことばに生きる教会」(ヤコブ1章22節)


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『家の教会とは』 牧師コーナー(857)

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 今週はチェ・ヨンギ先生の文章をご紹介します。「家の教会スピリット」とは何でしょうか。家の教会が、主が望んでおられる教会の姿を目指しているのであれば、主の再臨の日までに続いていかなければなりません。その日まで、いのちをかけて守るべき家の教会のスピリットの核は何でしょうか。それは、「聖書通りにする」ことです。決して変わってはならないのは、特定の形や方法ではなく、「聖書通りにする」というスピリット、そのものでしょう。
 そして、「聖書通りにする」ことには二つの意味があります。一つは「純粋な理解」、もう一つは「純粋な従順」です。
 第一に、「純粋な理解」とは、特定の神学や思想の枠の中で聖書を読むのではなく、聖書の著者の意図を文脈の中で読み取ろうとする姿勢です。聖書を解釈する目的は、著者の意図を見つけることにあるべきであり、そのみことばに照らして自分の思いや歩みを整えていかなければなりません。神の御思いを知るために、みことばを口ずさみ、その御思いが自分の思いにならなければなりません。そして、どのような問題にぶつかっても、聖書のみことばが真っ先に思い浮かび、その中で答えを見いだすことが習慣化されなければなりません。
 第二に、「純粋な従順」とは、聖書を研究や議論の対象にせず、従順の対象にすることです。自分が納得できるみことばだけに従うのではなく、納得できない、心に引っ掛かるみことばに対しても従うことです。聖書の著者の意図に気付いたなら、自分の好き嫌いとは別に、自分の思いを捨ててそのみことばに従うべきです。そして、こういう姿勢が人生の習慣になければなりません。ですから、「聖書通りにする」というスピリットの上に立てられた原則や慣行であっても、常に聖書に照らし合わせて再検討しなければなりません。誤っているところは直し、足りないところは補っていくのです。
 「聖書通りにする」ことを持続していくために必要なことは、柔軟性と多様性、そして伸縮性です。人は習慣の奴隷であるため、変化を嫌います。特に、成功した経験がある慣行や方法を変えることには大きな抵抗感を覚えます。しかし、聖書のみことばに照らし合わせて、誤ったところや足りないところが見つかれば、どれほど有意義であった過去の原則であっても、とことん変えることが必要です。「聖書通りにする」ことを大切にしていても柔軟性がなければ、主の再臨の日まで、健康的な家の教会を続けることができません。神さまが聖書を通して教会に新たな気づきをお与えになる時、それを受け入れることができないからです。
 逆に、「聖書通りにする」という基準もなしに柔軟性や多様性ばかりを強調すると家の教会は崩れてしまいます。状況に合わせて原則を続けて変えてしまうと、結局、新約聖書が示す教会ではなく、全く違う姿を持った教会になってしまうからです。柔軟性・多様性・伸縮性は聖書を通して新たな気づきが与えられるときのみに適用されなければなりません。主が望んでおられた教会を再臨の日まで建て続けていくためには、「聖書通りにする」という原則と「柔軟な態度」、この二つとも大切にしていくべきです。

趙 南洙師



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